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増設ディスクのディスク拡張後のボリュームの拡張:Windows系OSの場合

コントロールパネルより増設ディスクのディスク拡張後に、OSからボリュームを拡張させる設定の一例を説明します。お客様のご利用に応じて詳細設定を行ってください。

  • 切り戻しが必要な場合に備えて、ボリュームの拡張操作の前にスナップショットの取得を推奨します。
  • 事前にコントロールパネルより、ディスクを拡張する必要があります。
  • 2TBより大きいディスクを作成する場合にはGPTのパーティションスタイルに変更する必要があります。
  • 本ページでは、スタンダードイメージとして提供している Windows Server 2022 において、100GBの増設ディスク(標準ディスク)を200GBへ拡張する例として解説いたします。

作業概要

手順の流れは以下の通りです。

  • コントロールパネルよりディスクを確認します。
  • コントロールパネルよりスナップショットを取得します。
  • OSにてディスクの拡張を認識させます。
  • OSにてボリュームを拡張します。
  • ボリュームの拡張に成功した後に、コントロールパネルよりスナップショットを削除します。

手順

  1. Windows の [スタート] ボタンを右クリックし、[コンピューターの管理] を選択してディスク管理ツールを開きます。

  2. ディスクのパーティションを確認します。フォーマットされたパーティションを右クリックし、[プロパティ]を選択します。

  3. プロパティ画面上部のタブの[ボリューム]を選択します。

  4. [パーティションのスタイル]の項目を確認することでGPT、もしくはMBRであるかを確認することができます。
    MBRの場合、2TBを超えて拡張できません。2Tを超える領域を利用するためには、追加したディスクの設定方法(マウント手順)を参考にGPTで作成し直して下さい。

  5. コントロールパネルよりスナップショットを作成します。

  6. [コンピューターの管理] のメニューの [操作] を選択し、 [最新の情報に更新] をクリックし、増設ディスクの追加容量を認識させます。

  7. 拡張したディスクで、フォーマットされたパーティションを右クリックし、[ボリュームの拡張] を選択します。

  8. [ボリュームの拡張ウィザード] の指示に従って、拡張したディスク容量を含むように既存のパーティションを拡張します。

  9. ウィザードによるボリュームの拡張後、ボリュームの容量が拡張されていること、ボリュームの状態が正常となっていることを確認します。

  10. すべての操作が完了したら、スナップショットを削除して下さい。



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